Zeroda Consulting | 補助金や融資の事業計画書作成

事業再構築補助金などの補助金や創業融資など融資の事業計画書を元補助金審査員で現役銀行員が作成します


事業再構築補助金などの補助金や創業融資など融資の事業計画書を作成します


建設業の車両購入資金

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企業概要:コンクリート圧送業(建設業)

建設業(Oさん)の車両購入の融資をご支援しました。
Oさんは、10年近く個人事業主としてコンクリート圧送の下請けをされていらっしゃいました。

ご相談内容:コンクリート圧送車両購入資金の借入

コンクリート圧送車両は、特殊車両であり、安いものでも一台2,000万円します。通常の個人事業主では、資金面で購入が難しく、コンクリート圧送車両を保有している資金力のある企業から下請けとして工事を受注するしかないのがほとんどとのことでした。工事現場でのOさんの評判もよく、コンクリート圧送車さえ購入できれば、工事を直接受注でき、売上高・利益ともに拡大できるので、コンクリート圧送車を購入したいとのご相談でした。

ご支援内容:都道府県の中小企業支援制度とも比較

個人事業主の建設業で2,000万円の融資をうけることはかなりハードルが高いです。融資以外の選択肢として、都道府県や市町村が行なっている中小企業向けの支援策があることを合わせてご説明しました。Oさんの場合、事業を行なっていた神奈川県にて、中小企業向けの設備貸与制度がありました。設備貸与制度とは、神奈川県が設備を購入し、設備をOさんに貸与(リース)してくれるというものです。一般的なリース会社と個人事業主が契約するよりも良い条件で、設備の貸与をうけることができます。Oさんとしては、車両を自ら所有している方が、事業の幅も広がるとのことで、第一希望は融資によるコンクリート圧送車の購入でした。融資の審査はかなり難航しましたが、最終的にOさんに下請けとしての実績が長くあることを評価いただき、融資の借り入れに成功しました。

借入後:節税対策もアドバイス

融資の借入成功により、Oさんは車両を購入しましたが、当初の予定通り、下請けから脱却することで、大幅に利益が増えることになりました。また売上も大幅に増え、消費税の納税額も多額となりました。税金対策と積立のご案内をさせて頂きました。

ポイント

  • 個人事業主の事業規模では、借入可能な融資金額に上限があること
  • 都道府県の実施する中小企業向け支援制度も検討したこと
  • 下請け脱却により税金対策が必要なほど売上高と収益が拡大したこと

ご質問・ご相談など、お気軽にお問い合わせください

使える補助金の有無や補助金採択の可能性、融資可能金額の目安や交渉方法など疑問にお答えします。

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